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イタリアの産業とは?

イタリアの産業・工業

イタリアは国土の35%が耕地と長期作付用地で、農業、漁業、林業の従事者は労働人口の4%を占める。(2005年推計)

世界有数のワイン生産国であり、オリーブとオリーブオイルの生産量も多い。その他の主な農作物は、小麦、トマト、トウモロコシ、テンサイ、リンゴ、モモ、ジャガイモ、大豆、米である。そのほかに大麦、ライ麦、アーティチョーク、チリペッパーや、スイカ、梨、オレンジ、イチジク、ナツメヤシ、ナッツが挙げられる。
酪農も主要な産業であり、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ・レッジャーノをはじめ約50種類のチーズが生産される。
イタリアの森林業資源はとぼしく、木材の多くを輸入に頼っている。森林はまず古代ローマ人によって、その後19世紀に大部分が伐採されてしまった。その結果土壌の浸食がすすみ、林業の発展の障害となっていたが、近年は状況の好転がみられる。
主要な水産資源としては、ムール貝、エビ、イワシ、マス、メルルーサ、カタクチイワシ、タコが挙げられる。

イタリアは自動車産業も盛んである。フィアット、アルファロメオ、フェラーリといった有名な自動車メーカーが多数存在し、経済に占める自動車産業の割合は、国内総生産の8.5%を占める。
国内ではコンパクト・カー、エコノミー・カーの需要が高く、エコ自動車の売れ行きが伸びている。
輸出車では売上高800億ユーロ(約10兆4000億円)規模で、クライスラー、GMと提携したフィアットが知られている。なお、フィアット・パンダは欧州における新車登録台数3万3593台(2009年3月)でEUトップとなっている。2位はフォルクスワーゲン・ポロ。

アパレル関連もイタリア経済の中で大きなウエイトを占めている。19世紀頃から近代服飾・装飾産業が発展し、20世紀から現在にかけては、服飾ブランドのベネトンやグッチ、ブルガリ、プラダ、ジョルジオ・アルマーニやジャンニ・ヴェルサーチ、ジャンフランコ・フェレ、バレンチノ、靴のサルヴァトーレ・フェラガモやトッズなどが世界各国に輸出されており、大きな外貨獲得源となっている。

また、各地の伝統工芸も主要な産業で有り、中小の企業がこれを支えている。名器ストラディバリウスを代表とするバイオリンなどの楽器、ヴェネチアングラス等のガラス細工や、陶器、銀細工、革工芸、紙など様々な工芸品が各地の工房で生産されている。